フィリピン・ボホール島をローカルに観光してみた
はじめに
最近、私用でフィリピン・セブ島に行く機会が多いです。
4月上旬にフィリピンのボホール島を北からローカルに観光してきましたのでマップを見ながら紹介したいと思います。
最初に今回のルートですが、マクタン島のヒルトンポートを出発して、A地点のボホール島のヘタフェ港に着きます。その後B地点のツビゴンにバスで向かい、C地点のチョコレート・ヒルズ、D地点のターシャ、E地点のロボック川、F地点のアロナビーチを周るルートとなっています。
マクタン・ヒルトンポート
出発は、セブ・マクタン島のヒルトンポート(Hilton Port)からです。
ここからボホール島のへタフェ港(Port of Getafe)に船が毎日出航しています。朝6時半、9時半に出航しているのは確認済みです。フェリーではなく50人くらい乗れる大型のバンカーボートです。私は朝6時半の15分前くらいに船着き場に到着しました。一人140ペソ(ターミナルフィー5ペソ)払い乗船します(正確な金額は忘れましたけど、これくらいだった気がする)。この時点でほとんどの席は埋まっていました。
さて、満席になったので、出航です。ヘタフェ港まではおよそ1時間くらいです。オランゴ島の北を周ってボホール島へと向かいます。私が行ったときは生憎の雨でしたので、カーテンをしていても、雨が入ってきたり気温が低かったりで少々寒かったです。
ヘタフェ
1時間ほどかけてヘタフェ港(Port of Getafe)に到着です。
ヘタフェですが、ここでは特にすることもないので、すぐにツビゴン(Tubigon)に向かいたいと思います。事前にヘタフェからツビゴンにバスが出ているだろうという噂は得ていましたので、港の人にツビゴンへの行き方を聞きます。
そしたら港から徒歩10分程度の場所にバス停がある(以下の地図)とのことなので、向かってみました。雨が降っていたのでトライシクルを捕まえて2~3分(10ペソ)。
何台かそれっぽいバンのが止まっていたので、ツビゴン行きに乗り込みます。私とのときはちょうど出発するタイミングで乗り込めたので、待ち時間はありませんでした。20人くらいは乗っていたかと思います。
ボホール・サーカムフェレンシャル・ロード (Bohol Circumferential Road)をずっと下っていきます。車通りが少ないので、ものすごい速度で悪路を飛ばしていきます。ところどころ人が乗り降りしていきます。
料金は、1人50ペソでした。多分ぼられていますが、安いので良しとしましょう。バスを降りる際に、「いくら?」と聞いたら少し考えて「50ペソ」と言ってましたので。路線バスで即答しないわけがないですからね。
ツビゴン
1時間くらいしますとツビゴン(Tubigon)に到着です。到着地はバスセンターです。
ここで個人ツアーを組むために運転手を探します。このバスセンターには多くの個人ガイド(運転手)の人たちがいます。手段はバイクだったり、トライシクルだったり、車だったり。
私達はチョコレートヒルズ、ターシャ、ロボック川下りして、アロナビーチまでというコースで探します。最初に食いついてきたトライシクルの運転手が1500ペソでやってくれるというので、そのおっちゃんにしました。ちなみにこの時点で朝9時半くらいです。
それでは青いトライシクルに乗って、観光ツアースタート。
チョコレート・ヒルズ
まずは、1時間以上かけてチョコレート・ヒルズ(Chocolate Hills)までいきます。
やはりボホール島といえばチョコレート・ヒルズでしょう。普通の観光客は南方面から来るのですが、我々は北から参ります。
上記の地図の場所が有名な観光地ではありますが、ここまでの道中、似たような丘がいくつもありました。
まだ私はトライシクルに慣れていないので、色々座りやすい形を模索していきます。
観光している間は、ガイドのおっちゃんは他の場所で待っています。
30分後に待ち合わせたのですが、全然やって来ません。そもそもおっちゃんは携帯も時計も持っていません。フィリピン感覚で20分くらい遅れてやってきました。
ターシャ観察区域
その後は、ターシャを見に行きます。場所はターシャ観察区域(Tarsier Conservation Area)。
途中おっちゃんが、「大きなターシャならここにいるよ」(自分のこと)などとボケたりしていると、30分ほどで着きました。
生憎の雨だったので、ターシャはみんな葉っぱの下で小さくなっています。もともと超小さいのですがね。小さすぎてiPhoneの拡大程度でははっきり写せませんでした。1人60ペソです。
ロボック川下り
ターシャを見た後は、南に下っていって、ロボック川下り(Loboc River)をします。途中レンタルバイクで観光している欧米人をたくさん見ました。雨が酷かったので、みんな雨宿りしていましたが。
ここではロボック川を船で下りながら、フィリピン料理を食べます。ガイドのおっちゃんが番号札をゲットしてくれて並びます。
1時間くらい並んだら番号を呼ばれたので、受付に行ってお金を払って(1人650ペソ)乗船します。この時点で14時です。お腹が空きました。
料理はバイキング形式。川下りをしている間は、生演奏があるのですが口パクだろと思ったくらいに歌がめちゃくちゃ上手でした。
アロナビーチ
川下りの後は、最終目的地のアロナビーチ(Alona Beach)へ。
到着したらもう16時過ぎていました。おっちゃんには長時間トライシクルを走らせてしまいました(7時間くらい)。料金1500ペソに、チップとして500ペソ上乗せしておきました。ここからツビゴンに帰るとなると2−3時間はかかるだろうなと…ありがとうおっちゃん。
これにて個人ツアーは終了。予約しておいたアロナビーチのホテルにチェックインします。
朝6時に起きて、雨にも振られ、いきあたりばったりではありましたが、楽しい旅となりました。
アイランドホッピング(番外編)
ここからは番外編です。
アロナビーチを夕方ふらふら堪能しながら歩いていますと、アイランドホッピングしないかと声をかけられました。当初するつもりはなかったのですが、のっかることにしました。
翌早朝出発してイルカ見て、バリカサグ島でダイビングして、バージン島を堪能して、昼前に帰って来るというスケジュールです。アイランドホッピングでファンダイブ1回(フルレンタル込み)の2000ペソと、エントランス等で900ペソで1人2900ペソでした。
バリカサグ島
バリカサグ島(Balicasag Island)のダイビングは有名で、亀と一緒に泳げます。我々が乗船した船には15人くらい乗っていましたが、みんなシュノーケリングで、ダイビングは私達だけです。フィリピン人が多かったように見えました。1組、中国人がいました。ちょっとホッとしますね。
バリカサグ島に着きますと、バイクに乗せられて島の反対側に行きます。そこでダイビングの準備をして潜ります。ドロップオフのポイントで、ガイドも丁寧でした。
終わりましたら、同じ船の人たちのシュノーケリングが終わるのを待ちます。そこで300ペソのカップラーメン(大) を食べます。朝からバナナしか食べていないので、背に腹はかえられません。
バージン島
ダイビングのあとはバージン島(Virgin Island)です。White Sand Barという場所になります。
ここは素晴らしかったです。幻想的ですらありました。砂浜が海に30センチくらい沈んでおり、そこを歩くことができます。時間帯によっては、砂浜は顔を出しているようです。
そして、そこで商売するひとたち。タコの串焼きとビールを堪能しました。
お昼前にアロナビーチに戻って終了です。
帰りはアロナビーチから、路線バスでタグビララン(Tagbilaran)へ行き、そこからフェリーで2時間かけてセブ島に帰ります。行きと違って大変快適です。
ボホール島観光といえば、セブ島からこのフェリーで往復するルートが多いかと思いますが、北から周っていくのも中々面白いのでおすすめします。
以上